https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180512/k10011436321000.html
一言で言うと、「インターネット絡みの漏洩ってほとんどが人災だよね」ということです。
変なメールを開くとか、誤送信、パスワードかけていなくて誰かに見られる・・・これらすべてパソコンは悪くない(笑
ついでに言うと、標準的なセキュリティを施してあるシステムをハッキングするなんてプロじゃなきゃ無理です。
そしてプロは狙う価値のあるところしか狙いませんから・・・。
もし私が情報を盗ろうと思ったら、まずパソコンごと盗んで自宅でゆっくり作業しますね(苦笑
リンクはNEMという仮想通貨(ほんとはXEMですが)が500億以上流出した状況の解説です。
犯人は半年前から社員とSNSなどを通じてコミュニケーションを取るなど、
かなり用意周到に準備して犯行に及んだ模様。
おそらく仮想通貨業界や技術的にも相当詳しい(クラッカーですから当然ですが)犯人ですから、
社員と通じるのは想像以上に簡単だったんじゃないかなぁ。
下手したら社員は技術的な相談をしていたかもしれない・・・。
まぁ社員もグルだったという可能性もなくはないですが。
私も愛用するTelegramというメッセンジャーアプリ内では、
ベンチャー企業の社長さんなんかも気軽に返信くれたりしますよ。
SNSは怖いというのは極めて正しいですが、
考えられないような人と話すチャンスをくれたりもします。
「下手の考え休むに似たり」ということで、疑問があれば一番詳しい人に尋ねるのが一番。
SNSなら地球の裏側の人にだって質問できます。
事件を起こしたコインチェックという会社も、普段から、社長自らツイートしていましたが、
管理体制に関わるようなことをポロっと呟いたりしていまして・・・・。
この人大丈夫なのかな?と思っていましたが、やっぱり全然大丈夫じゃなかったという・・・。
「うちの仮想通貨を上場したいのだがその方法と貴社のセキュリティについて教えてほしい」
「でも海外だからなるべくメールでやり取りしたい」
そんな社風ですから、犯人も↑くらいで十分きっかけは作れたような・・・。
インターネットは危ない!というより、インターネットの使い方が危ない!が正解だと思います。