飯縄山が冬山の定番となってしばらくして、中野の高社山も厳冬期に登られていることをネットで知りました。
早速一人で下見に。
危険個所をチェックして、1週間後に山岳部の有志で登ることに。
高社山山頂にて
中野の谷厳(こくごん)寺に車を停めて、登山道へ。
途中、野生動物除けの電気柵を慎重に通過して、本登へ。
夏場は子供を連れてミヤマクワガタを採りに来ていた馴染みのルートを慎重に登っていきます。
積雪は初め20cmくらいで、途中からは40cm前後に。”かんじき”を履きます。
先頭を交代して、ラッセルしながら進みます。
胴結(どうよう)場で一服
右側の雪庇を避けて、少し内側を行きます。
あまり内側にルートをとると、腰まで雪に埋まってしまいます。
稜線に出てからは、アップダウンが続きます。
山頂はまだ見えません。
山頂直下の稜線を行きます。
右側は雪庇が張り出し、左は急斜面です。
上からスノーボーダーが3人降りてきました。
木島平側のゲレンデから来たようです。
この先はあまり滑れそうにはありませんが…。
山頂まであとわずか
山頂で記念写真を撮ります。
今日は好天に恵まれて、テンションも高めです。
高社山1352m
帰りはトレースがついているので、少し気が楽です。
でも雪庇には要注意です。
踏み抜いたら命の保証はありません。
雪もだいぶ緩くなってきました。
雪庇の下に中野の市街地が見える
終盤は、雪を崩しながら軽快に下ります。
天候に恵まれれば、冬山も意外と快適なことにみんな気づいた一日だったようです。