国内でも感染が報告されているランサムウェア。
ランサム(ransom)とは、英語で”身代金”のことで、身代金要求型ウイルスと訳されています。
このコンピューターウイルスに感染すると、パソコン内のデータ、たとえばワードやエクセルで編集した文書や写真などが暗号化されて開けなくなってしまいます。
パソコンの起動後に、重要なファイルを暗号化したという画面が表示され、元に戻すことと引き替えに「身代金」を要求する旨のメッセージが表示されます。
ランサムウエアは、Webやメールから感染します。
例えば、怪しいサイトに誘導され、リンクをクリックしたりYoutubeを視聴しただけで感染することがあります。
また、メールからの感染に対しては、無闇に添付ファイルを開かないことやメール本文中のリンクはクリックしないといったことが重要です。
言うまでもなく、ウイルス対策ソフトの導入や、Windowsシステムを常に最新の状態に保つということも忘れてはなりません。