秋はキノコ採りに

斑尾高原方面へ、Kくんと人生初のキノコ採りに行ってきました。

二人ともキノコはまったくの素人ですが、この日のために去年の秋から勉強してきました。
その成果を報告します。

ナラタケは樹木や朽ち木からはえる腐生菌です。
柄に特徴的な”つば”があります。
“つば”とは、幼菌の頃に傘の裏側を覆っていた膜が成長とともに破れた名残です。


ミズナラの倒木にはえたナラタケ

ハナイグチなどイグチ目(もく)のキノコは、傘の裏側がヒダではなく、管孔と呼ばれるスポンジ状になっているのが特徴です。

ハナイグチは、信州では”ジゴボウ”と呼ばれ好んで食べられているようです。表面にナメコのようなヌメリがあります。
傘は赤みがかった茶色で、管孔や柄は黄色をしています。

一緒に採れたシロヌメリイグチの方は、傘は黒っぽく、管孔や柄は白いです。


ハナイグチ

別の場所で立ち枯れしたミズナラの木にナラタケが群生していました。
後で分かったのですが、同じ木にナラタケモドキが混生していました。
両者の違いは”つば”の有無で、”つば”がないのはナラタケモドキです。
モドキの方が早くからはえるようです。


立ち枯れしたミズナラに束生するナラタケ

本日の収穫の一部です。
スギの葉や土などがたくさん付いています。
このまま持ち帰ります。

採ったキノコは鑑定員さんのいる保健所へ持ち込みます。生半可な知識で自己判断するのは命取りです。

調理法は次回に。(^_^)ノ

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