梅雨も明け夏本番と思いきや、連日の豪雨。
山には夏きのこがちらほらと。
ハナビラタケ
夕刻が迫る頃、薄暗くなった登山道脇のカラマツの根元に、ハナビラタケの大株が。
直径30cm近い。
きのこらしい香が漂っています。
抱きかかえるようにして、採取します。
天然のマイタケを採るときも、きっとこんな感じでしょうか…。
心躍る瞬間です。
スーパーのレジ袋に入れて持ち帰ります。
ずっしりとした重さが心地いいです。
子実体(きのこのこと)は意外としっかりしていて、帰りの車の中でコロコロ転がっていましたが、壊れるようなことはありませんでした。
ハナビラタケはβ-グルカンがアガリスクの5~6倍含まれていて、免疫力アップや美容によいといわれています。
健康食品として注目されています。
栽培種もあり、スーパーなどでも販売されています。
帰ったら早速調理にかかります。
きのこは下処理が大切で、できるだけその日のうちにやっておきます。
まず4等分して、水洗いします。
地上にあった割には虫もつかず、きれいな状態です。
小さなゴミを洗い流す程度です。
食べやすい大きさに裂き、ジップロックに詰め込みます。
下の写真のもので、約4分の1弱です。
フカヒレスープの素があったので、ハナビラタケを加えてまずは1品。
オイスターソース炒めもなかなかgood。
味はないですが、コリコリとした食感と香が特徴のきのこです。
明日は海藻サラダ風に野菜とドレッシングで、または春雨と一緒に中華風酢の物にしようかと思っています。
ネットで検索したところ、塩麹に漬け込んだ豚バラと炒めるなんていうレシピもありました。
近くのミズナラの大木には、ヤマブシタケもありました。
トゲトゲのまあるいきのこです。
連日の雨で、すっかり水を吸っています。
握りつぶせば、ゴムボールのような弾力があり、とてもおいしいキノコです。
まだ小さいので、採らずに帰りました。
ヤマブシタケ