雑記

15日に、松本市立美術館で開催されている、
「草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE 私の愛のすべて」を家族で鑑賞してきました。

ワタシにとっては実に16年ぶりに草間彌生の個展であります。
道路が混んでおり、3連休の真ん中だからかと思いましたが、
草間彌生展渋滞でした!マジびっくり!そんなに観る人いるの!?って。

まだ上田に住んでいた頃、故MDrに、
「むむむ!湯淺くん、行ってない!?精神科医療に関わるなら行くべきですよぉぉぉぉお」と迫られ、
(本当にこんな感じの喋り方だったんです、A先生もご存知の方です)
「は!分かりました(俺は精神科のワーカーじゃないんだがと思いつつ)」と。

草間彌生さんは、「統合失調症」「強迫神経症」に罹患している(た?)
精神科病院に入院歴がある。
このあたりは一般的も知られている話です。

昔も今もアートは全く分からないのですが、当時の感想は「ぞわっとする作品」くらいでした。
故MDrは「ややや!これは!!」「むむむむむ!!」とか、なんか色々言っていましたが中身は忘れました。

そのときに比べると、今回はずいぶんとすんなり鑑賞できましたねぇ。
そんなに「ぞわっと」する作品はなかったような・・・。

現在の草間彌生さん自身は、前衛的なアーティストとして、
若者の中ではアンディ・ウォーホル的な扱いなんでしょうか?
お客さんは若者がかなり多かったです。
有名なドットやかぼちゃモチーフはファッション的にはアイコンとして扱われているのかな?
16年前はこんなに草間彌生グッズが溢れるとは思いませんでした。

御本人はどう思っているのかなぁ・・・。

最後のお部屋に入る前に並んでいるとき、草間彌生さんのメッセージ?詩?
のようなものが流れていました。

自分が今のように華やかに扱われるとは思ってもみなかったこと。
これからも創作に命をかけるということ。
アーティストの考えることはようわかりませんが、
なんか感じるものはありましたね。

とりあえず図録は買っておいたのでまたゆっくり観てみます。

“雑記” への1件の返信

  1. 私は7/14にロールシャッハ法の研究会が松本であって、この美術館の前を歩き、展示物を「ほほ~ぉ」と横目で見て通り過ぎましたよ。確かに車は長い列になっていましたね。お疲れ様です。芸術ですね。

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