秋はキノコ採りに(続編)

保健所の鑑定員さんお墨付きのキノコを調理していきます。


右からハナイグチ、シロヌメリイグチ、 ナラタケ、ナラタケモドキ

ボウルに張った水の中で、丁寧にゴミを落としていきます。

傘の裏側に入り込んでいる小さな虫を追い出すために、濃いめの塩水に30分ほど浸けます。

もう一度水洗いして石突きを切り落とします。

さっと一分ほど湯通しして、ざるに上げます。
食用キノコも生(なま)食は厳禁です。

ナラタケの柄の部分は繊維質でお腹を下すので食さないようにと鑑定員さんに言われましたが、今回は少量なので使うことにしました。
また、ナラタケからはうまい出汁(だし)が出るのに、ナラタケモドキからはほとんど出汁は出ないそうです。

あとは好きなように調理するだけです。
今回は、ちゃちゃっと3品作りました。


ナラタケ系は味噌汁に、イグチ系はバター醤油炒め、両者を下ろしポン酢でいただきました。(o^^o)


※ナラタケにはいろいろな種類があり、近年胃腸系の症状(嘔気、下痢、鼓腸)を引き起こす毒成分が含まれていることがわかりました。
傘の中央にハッキリした黒い鱗片があるもの(キツブナラタケ)は比較的安全とされていますが、素人には判別が難しいようです。
安全のため一度煮こぼしてから食べることが推奨されています。

キノコを煮こぼすときは、キノコの重量の5~10倍の水を沸騰させ、10分ほど煮ます。

いずれにしても、生食や食べ過ぎは厳禁です。

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