飯縄山(原田新道)

今日は朝から天気が良かったので、飯縄山に登りました。


飯綱リゾートスキー場から見た飯縄山

一般には、戸隠中社からの”西登山道”や一の鳥居からの”南登山道”が登られていますが、今回は「波線ルート(上級者向け?)」の”原田新道”から登ることにしました。

方角を定めて適当に進むこと10分足らずで登山道の入り口らしきところに…。

ここはまだ、トレッキングコースのようです。
ちょっとした湿地帯で、辺りには水芭蕉が咲き誇っています。


水芭蕉

広い草地に出ると行き止まりに。
近くで水の流れる音が…。
登山道は、沢を横切って伸びていることを地図上で確認していたので、辺りを探索します。

赤テープが付いているところが、登山口のようです。
標識もなにもないので、初めての人は迷うようですが、GPSを携行していたのですんなりと探し当てました。

しばらく進むと、木を渡しただけの橋が。


滝の沢に架かる橋

沢に沿って、尾根をどんどん進みます。
標識も何もない割には、踏み跡がしっかりあります。
秋までには下草が伸び、かき分けていかなければならなくなりそうです。
熊も多く目撃されるルートのようです。

3分の2ほど進んだところで、まだまだ雪が。
アイゼンなどの装備は持たなかったので、キックステップで進みます。


ダケカンバとコメツガの樹林帯

振り返ると遠くに浅間山が、右手方向には妙高、火打山が間近に見えます。


右から妙高山、火打山、焼山

山頂に近づくにつれ、斜度も上がります。

雪が切れて笹藪の中に見たことのある岩が。
山頂まであとわずかです。

山頂にもまだ雪が。
今日は天気がよいので、3人ほど山頂でくつろいだり、写真を撮ったりしていました。


飯縄山(北峰)山頂(1,917m)とその先に南峰も

予想外に雪があったため、通常のコースの倍近い時間(3時間弱)がかかりました。

帰りはグリセード(靴底で雪面を滑る技術のこと)を交えて、快適に下ります。

コシアブラなどの山菜もそろそろ出始めているようでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です